2006年10月17日火曜日

役所の窓口

たまたま用事で某区役所の窓口に行ったら、あるお年寄りが「医療費の負担が3割になって、年寄りに死ねというのか・・・」と窓口の役人に文句を言っているのを聞きました。その気持ちは分かるのですが、それは政治で変えないとダメでしょう。

最近、苦情が窓口に寄せられるようになっているそうですが、役人は制度に従って動くのが基本ですから、その制度そのものを変えないと無意味です。

日本では、小泉政権以来「小さな政府」=「善」という公式が人口に膾炙していますが、「小さな政府」は政治の選択の一つでしかないと、もう一度気づくべきでしょう。

同時に、近くのならず者国家に付き合って、核武装だとか、軍事力の行使だとかを議論する日本の現在の状況は果たして冷静な議論と言えるのか、疑問です。

国が美しくても、国民が不幸だったらシャレになりません。

2 件のコメント:

  1. 「年寄りが行かなくても良いのに病院にいって保険の無駄使いしまくるから、破綻しそうなんだよ。三割負担ってことは収入が有るって事でしょ。少しぐらい負担が増えたってガタガタ言うな。
    あなたみたいな人は死んで下さった方が国の為にはなります」と役所の窓口の人は言えば良かったんだよ。
    破産寸前の日本において、財政再建の為には、ある程度の国民の負担増やサービスの低下は仕様がない。
    今まで日本はアメリカの核の傘に守られて来た。
    核兵器の国籍がアメリカなだけで日本は核武装してたんだよね。
    北朝鮮も対立国が核武装してるんだから、自衛の為に核を持とうとするのは至って自然な考えだと思うよ。
    なんか戦前の日本の自衛の為のアジア進出と似てる気がする。

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  2. つまり、小泉前首相や安倍首相はそう言っているわけ。それが「よくない」と思うなら違う政党に投票するべきだし、「それでもよい」というなら文句無く自民党(または公明党)に投票。
    消費税を20%にして幸せに暮らす選択肢もある、というメニューが提示されるべきで、これはものごとの善悪ではないということに気づくべきでしょう。
    何かにつけて善悪で考えたがるのは、日本人の弱点かも知れないと思います。

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