2007年8月6日月曜日

バッシング社会・ニッポン

日本はバッシング社会だと常々感じていますが、またそれが露見しました。大相撲の朝青龍に対する国民の目は極めて冷ややかです。私も、相撲に興味は無いものの、朝青龍の行動はどう考えても納得のできるものではないと思いますが、仮に病気だとすれば、まずはそれを治療することが最優先されるべきであって、「その前にお白州に引きずり出せ」的な論調はおかしいと考えます。

また、子供たちがホームレスやホームレスと間違えて他人に危害を加えるニュースが報じられていますが、これも、社会全体の“意思”を子供たちが敏感に感じ取っているとしか思えません。人を「ゴミ」扱いする発想は、結局大人も共有しているわけです。

「美しい日本」とか、「教育再生」とか言う前に、フランスのように『ホームレスの暮らしを体験』する教育プログラムでも作ってみてはどうでしょうか?

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