2008年6月17日火曜日

日本人人質救出

随分前にも似たような話題を取り上げたことがありますが、日本人は日本人に対して如何に冷たいかを表す事件です。イランを旅行中に犯罪組織に誘拐された中村さんが今日(6/17)日本に帰国しましたが、早速一部の政治家から、「救出費用は自己負担にするべきではないか」との声が出ています。

私たちは、何かがあった時にお互いに助け合うために税金を払い、保険にかかっているわけです。ここは、お年寄りかに負担を求めるとともにその質を低下させ、地震の被害者に迅速な救援も行わず、犯罪の被害者は泣き寝入りという国だったでしょうか?

「渡航自粛地域に行ったのは本人の責任」論は分かりますが、何か次元の違う話を感情に任せて人口に膾炙する議論をしているようにしか聞こえません。

また、「自己責任論者の集団」と、「NGOとか市民運動とかいう言葉が嫌いな人の集団」が統計的に重なるような気がするのは私だけでしょうか・・・。

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