2015年12月31日木曜日

2015年大晦日

2015年も、もうすぐ終わります。

今年は、いつにも増して、慌ただしく過ぎてしまいました。災害も多かった印象ですが、来年は穏やかな年になるよう祈っています。

2015年大晦日の日没

今年のドラマ

今年のテレビドラマで、私が気に入ったベスト3です。

第3位
「ぼんくら2」(NHK)

肩肘はってドラマを見るのが疲れたとき、「そんなバカな」と気楽に見られるドラマは楽しいです。しかも、宮部みゆきの原作に外れはありません。
宮部みゆきと言えば、「三島屋変調百物語」シリーズが面白くて、「あさが来た」のヒロインをしている波瑠のおちか役がぴったりハマっていました。続編はしばらくなさそうですが・・・。

第2位
「下町ロケット」(TBS)

このドラマの印象は、「懐かしい」です。私は、キャリアのスタートが中小企業の製造業だったので、「食堂で社員一同が会合する」とか、「技術者が真剣に議論(口論)する」とか、私が経験したことが描かれていると感じました。
ものづくりの空気感も存分に描かれていたと思います。
 ただ、このドラマをシリーズ化するとしても、技術開発が年単位で進むため、あっという間に10年20年が経ってしまいます(今回のドラマでも、10数年が経過しています)。登場人物がものすごいスピードで歳を取るため、その折り合いをどう付けるかが問題になりそうです。

第1位
「コウノドリ」(TBS)

ドラマと言うと、「ドラマチック」というくらいなので、「宇宙人とコンタクトした」とか、「普通の人が超能力を獲得した」とか、「ビジネスの裏側」とか、非日常を描くものですが、このドラマは“日常”を描いています。
その“日常”が、いかにドラマチックなものか、気づかせてくれます。しかも、現代日本の抱える深刻な問題を取り扱っています。
また、リアルにこだわる制作姿勢も伝わってきました。

番外
「図書館戦争 BOOK OF  MEMORIES」 (TBS)

図書館戦争シリーズで、映画の間を埋めるテレビドラマです。これが感慨深いのは、アニメ版で“自主規制”された※エピソードが、地上波で放送されたからです。

ちなみに、作中作で出でくる「レインツリーの国」も同時期に映画上映されています。

※アニメ化するにあたって、「恋の障害」を外すことが前提条件にされた。難聴者が登場する物語は地上波では放送できないとの理由。

2015年11月18日水曜日

テロ根絶

これは自戒を込めてですが、

中東でテロが起こると「またか」と思い、

パリでテロが起こると「まさか」と思ってしまいます。

広い意味で、大勢の日本人はテロを対称点として片側にいると思いますが、向こう側の人々の視点を見失っては、問題解決にはつながりません。

もし、テロを根絶するために「空爆の爆弾が足りない」というのなら、あるだけの爆弾を調達するべきですが、本当にそうでしょうか?

2015年11月5日木曜日

いじめられている君へ、あたなへ

「もう限界」と思ったら、迷わず逃げて下さい。

逃げることは卑怯でも、後ろめたいことでもありません。立派な戦術の一つです。

「識者は問題を解決し、賢者は問題を回避する」
アインシュタインの言葉です。

賢くなろうではありませんか。

2015年10月28日水曜日

電力自由化

来年から電力の全面自由化が行われ、小口契約ができるようになります。私もある程度期待しています。

しかし、影の部分も気になります。

電気、ガス、水道はライフラインと言えますが、災害などでそれらが止まったとき、非常な不便を強いられます。場合によっては、命に直結します。

そのため(かどうかまでは確認していませんが)、仮に電力料金が未払いになっても直ちに供給を止められることは無いようです。

しかし、電力の全面自由化で、企業間の競争が激しくなったとき、料金未払い即供給停止という事態が起こらないでしょうか。今までは地域独占だったので、企業の社会的責任というものがある程度のプレッシャーになっていたと考えられますが、「ウチから買えないならヨソでどうぞ」 とばかりに安易に切り捨てられる人が出てくる虞です。

現に今でも、電気を止められたために(結果的に)命を失う人が出ています。

自由化で電力料金が安くなるという宣伝がされていますが、「半額になる」というならまだしも、たかだか数%安くなることのために、セーフティーネットを外してしまうことになるとしたら、私は願い下げです。
(「半額になる」 のであれば、残ったお金をNPOなどに寄附して、困窮している人を支援することもできます)

今まで、いろいろな自由化が導入されてきました。光が強ければ影も濃いことに気づいたはずなのですが・・・。

2015年10月11日日曜日

歯科医

およそ1ヶ月経ちましたが、歯の治療が終わりました。
ただ、この治療は1年がかりでした・・・。

最初に、歯が痛いので、いつも通っているA歯科医院に行ったのですが、痛い場所に虫歯は見つからず、別の歯に虫歯が見つかって、治療しました。治療後、念入りに検査もしたのですが、「異常なし」ということで治療終了。

その後、歯の痛みは収まらず、半年ほどして歯科定期検診に行きました。区指定のB歯科医院で、痛い場所に虫歯を見つけてくれました。早速治療。
ただ、治療を終えても、痛みが治まりません。

おかしいなぁ、と思いつつ、そのまま半年が経過。

別の歯が痛くなって、今度はC歯科クリニックに行きました。ここはネットで評価が高いところ。痛い歯は虫歯ではなく、知覚過敏とのこと。薬を塗って治りました。
そこで問題の「痛い歯」ですが、B歯科医院での治療法が悪く、正しく詰められてないことが判明。結局やり直すことになりました。
最終的に、治療の結果痛みは無くなったので良かったのですが、ずいぶん長い道のりでした。

なお、歯科医の腕は麻酔のやり方で分かる、ということも発見しました。

A歯科医院   :麻酔を打ってすぐに施術
B歯科医院   :麻酔無しで施術
C歯科クリニック:麻酔を打って5分待ち、(麻酔が効いてから)施術

当然、C歯科クリニックでは痛みを感じませんでした。B歯科医院では、涙が出ました・・・。

2015年9月18日金曜日

フィリバスター

フィリバスターと一言で片付ける前に、その内容に耳を傾けてはどうでしょうか。

「国民の命と財産を守る」ためには、政治にできることはたくさんあります。日本で貧困に苦しんでいる子供たちを助けるためにできること、働いても働いても暮らしが苦しいワーキングプアの人たちにできること、原発事故によってふるさとに帰りたくても帰れない人たちにできること、洪水被害によって家を失った人たちにできること、円安による原材料高によって経営が苦しい会社の人たちにできること、仕事と子育ての両立に苦労している親御さんを助けるためにできること、いくらでも挙げられます。

この人たちを助けるための施策と予算を出せなくて、「国民の命と財産を守る」ために外国の軍隊と共同で“敵”と戦うことが、喫緊の課題なのでしょうか。

私は、個人的には政策論としての安全保障体制については意見がありますが、そのことよりも、物事の進め方を正すことがいま一番必要とされていることだと考えています。

2015年8月19日水曜日

代替案を出せ

とある政策に反対する人に対して、「代替案を出せ」「対案を出せ」という批判がつきまといます。

「代替案」「対案」を出す義務があるかは別にして、 批判者の言う「代替案」「対案」は、医療に例えて言えば「水虫から脳腫瘍まで、注射1本で治る薬を出せ」というに等しい印象を受けます。

政策は1本の注射で治るほど簡単ではないから難しいのであって、その難問を解決するために政治家を選んでいるはずなのですが・・・。

2015年7月18日土曜日

華やかなオリンピック

国立競技場の建設計画が(ゼロベースで)見直されることが決まりました。

これを受けて、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の森氏が「この国は2千数百億円程度の国家予算も出せないのか」という趣旨の発言をされていました。

日本のマスコミは、北京オリンピックやロンドンオリンピックの時も、ブラジルワールドカップの時も、華やかな祭典の影でひっそり暮らす貧しい人々・・・という図式の報道をしていました。

「まさかこの日本では」と対岸の火事のようにほとんどの人が思いながら観ていたのだと思いますが、日本の貧困率の悪化、ワーキングプア、子どもの貧困などの問題は今ある危機です。

諸外国のマスコミで、華やかな東京オリンピック・パラリンピック2020の影で、ひっそり暮らす貧しい日本人・・・という報道がなされないことを切に願います。

2015年6月10日水曜日

前橋の食

出張で3日間、前橋に行っていました。出張の際の現地のゴハンは、息抜きに良いものですが、今回の前橋はハズレがありませんでした。

調べてみて、夜早くしまっていたり、日曜日は営業していなかったりと、第一選択肢には行けなかったところもありましたが、第二の選択、第三の選択にも、間違いが無かったです。

ただ、少々食べ過ぎです・・・。

2015年6月1日月曜日

年金情報流出

125万件もの流出には呆れるばかりです。ただ、注意喚起してほしいのは、“流出対策詐欺”です。

「あなたの年金情報が流出しました、つきましては、年金番号を変更しますので、あなたの(古い)年金番号 、住所、電話番号、(年金受け取りの)銀行口座・・・を教えて下さい」

などという文書が送られてきたり、電話がかかってくる危険性は無いでしょうか?

2015年5月19日火曜日

火星のジャングル大帝

来月の展示会に向けて、機器の設定とソフトの調整を行うため、Google Earthで火星を散策していたら、火星表面にジャングル大帝の模様を見つけました。

2015年5月1日金曜日

Plalaのセキュリティー

Plalaのプライベートホームページで、cgiサービスのセキュリティーを強化すると称して新しいサーバーに移行した(らしい)のですが、Apacheの設定がデフォルトのままで、index.html(等)が無い場合ファイル一覧が表示されるようになっています。

ファイル一覧表示を抑止するのは、セキュリティー対策のイロハのイですが、何とも呆れた話です。

ちなみに、この事実をサポートに伝えましたが、緊張感の全く感じられない対応でした。

2015年4月30日木曜日

EOS用マグニファイヤー

昨日(4/29)、予約注文して入手していたEOS用のマグニファイヤーMG-Ebを、現場で初めて使いました。特に問題は無かったのですが、「そもそも、最初からこの倍率でファインダーを設計すればいいのでは?」と思ったのは、私だけではないはずです。

キヤノンマグニファイヤーMG-Eb

2015年1月9日金曜日

プランC

2014年10月にリリースされた、Coccoの『プランC』を聴いています。

これほど分からないアルバムは始めてかも知れません。

Coccoの曲の分かり難さと言うなら、強烈な詩と対立的に美しいメロディーのコントラストですが、前々回のアルバム『エメラルド』で一つの完成形を迎え、分かりやすく変貌しました。

おそらく敢えて封印していたであろう沖縄らしさが随所に感じられ、Coccoの生まれた沖縄の音楽の系譜として聴くことができたのです。もちろん、Coccoらしく、所々に“毒”が仕込まれていることは間違いありませんが、それでも「安心感」はありました。

それに対して、今回のアルバムの分かり難さは、種類が違います。ジグゾーパズルのピースがどうしてもハマらないとか、ゲームの上海が解けないとか、そんな印象です。

リリースから約3ヶ月ほど聴いて、次の結論に至りました。

おそらく、この世に、「この人でないとできない」 ということは無い。おそらく、「この人」がいなくても、「別の人」が「この人」に代わって、「この人」がやるはずだった仕事をするに違いない。

私の仕事だって、おそらく私がいなければ他の人が担当しているはずです。

しかし、「 この人」の“味”は絶対に真似ができません。

Coccoがダンサーになっていたら、どうだったのか、舞台をやることの意義はどこにあるのか、Coccoが音楽をやることは良かったのか・・・。そんなことは誰にも分かりません。分かりませんが、今のCoccoの活動は、その全てにCoccoの“味”を感じます。

おそらく、私の仕事だって、私の“味”があるに違いない。

「プランC」とは、「別の人」がやったかもしれない仕事を「この人」がやったからこそできた“味”を垣間見せるもの、ということなのです。

2015年1月1日木曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

Happy New Year 2015