2010年1月2日土曜日

朝まで生テレビ! 2010

新年恒例の『朝まで生テレビ! 2010元旦スペシャル』を録画で見ました。民主党政権は、日本をどうして行くのか、みたいなテーマでした。外交、安全保障、経済政策、政治と金の問題などが議論されましたが、あいかわらず大味なトークで、誰も答えられないような壮大な問題提起か、重箱の隅をつつくような些末な話題に終始したのは残念です。

さらに残念なのは、日本の外交、経済、社会保障に大きく関わる「移民」「外国人労働者」が話題にならなかったこと。民主党政権は、おそらく外国人の地方参政権を認めるのですが、日本の国をこれから運営する上で、外国人の役割はますます大きくなります。「移民」や「外国人労働者」の受け入れのための制度設計を始めるべきで、しかも現に日本で働いている外国人の位置づけも合わせて行うべきなのに、スルーされました。

たかだか、一つの番組のできごとではありますが、言論界や経済界、政界でそれなりに活躍している人々の、この問題に対する認識が「その程度」というのでは、「日本は大丈夫か?」と思わざるを得ません。

この件については、賛成と反対に分かれると思うのですが、日本の設計図を描く上で、欠かせない議論です。

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