2010年のノーベル化学賞は3名に贈られ、2名の日本人が含まれています。北海道大学名誉教授の鈴木章氏と、米国Purdue University特別教授の根岸英一氏です。30年前の研究成果を評価するという、日本にとって微妙な受賞ではありますが、喜ばしいことです。
ただ、2年前も同じことを書いた記憶がありますが、今の日本の若い研究者が数年後数十年後にノーベル賞をもらえる研究ができているのか、大いに疑問です。
「ノーベル賞(1番)をもらう意味があるんですか!」
という仕分け人の絶叫が聞こえてきそうです。
「その研究の成果はいくらなんですか!」
という会計系仕分け人の声も。
“日本人”の受賞と言いつつ、今回も一人は米国在住です。数年後数十年後の受賞者は、誰も日本にいないのかもしれません。
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