中国産の“腐った肉”問題が波紋を広げています。中国の工場の衛生管理の悪さや、従業員の矜持の無さにあきれるばかりです。
しかし、問題はマクドナルドや、ファミリーマート側にもあったと思わざるを得ません。彼ら経営者は、口では「安心、安全な食品」を標榜しながら、心が「財務諸表」に行ってなかったでしょうか?
儲けるためには、「人件費を削ればいい」「仕入れ値を削ればいい」 という方針の結果が、安く買いたたける中国工場からの仕入れになったのでは無いかと思います。
この問題は「チャイナリスク」とも表現されていますが、中国だけの問題ではありません。たとえ国産であったとしても、「安く買いたたく」局面では同様のリスクがあるはずです。
経営者には、「シャーロック・ホームズの冒険」 の「赤毛連盟」から、ホームズの言葉を贈りたいと思います。
「(トラブルに巻き込まれたくなければ)まともな賃金を払うことだ」
0 件のコメント:
コメントを投稿